鶏むね肉は、節約の強い味方です。
鶏肉は、肉の中では一番安く、
同じ鶏肉のもも肉よりも、さらにむね肉のほうが安いです。
むね肉は、通常かたまり肉で売っているので、
自分で切り分けなくてはいけないんですけど、
この鶏むね肉が、ぐにゃぐにゃしてとっても切りにくいんです。
特に皮がなかなか切れなくてたいへんです。
そんな
鶏むね肉を簡単に切る方法をご紹介します。
目次
鶏むね肉を簡単に切る方法
鶏むね肉簡単な切り方
①冷凍庫に1時間~1.5時間入れる(500g真空パックの場合)
②忘れないようにタイマーをセットする
③切る(薄切り、こま切れ、皮も自在に切れる)
少しだけ凍りかけた時に切ると、薄く切れ、皮も簡単に切れますよ~
※冷凍庫に入れる時間は、量により異なります。鶏肉の量で、時間を調整して下さい。
真空パックのものは、早い時間で冷凍され、
トレイパックのものは、冷凍に時間がかかるようです。
鶏薄切り肉を作っておくと、
豚や牛の薄切りみたいに、炒め物などに使い勝手がいいんです。
以前は、鶏むね肉を切るのに、
悪戦苦闘してすごく時間がかかっていました。
特に皮の部分がうまく切れないんですよね~。
皮を別にして、皮だけよけて切ると、
その余った皮が無駄になってしまいます。
皮だけ後で使おうと思って冷凍保存してても、
結局使わないで捨ててしまっていました。
身についてる少しの皮だと、一緒に食べることが出来ます。
少し冷凍してから切ると、皮も一緒にスパッと切れますから
身と皮を別々にする必要もないんです。
この方法で切るようになってからは、
鶏むね肉の切り分けが、
短時間でササッと終わるようになりました。
また、切れない包丁を使っていると、皮がなかなか切れません。
包丁は、定期的に研いでおきましょう。
慣れると包丁研ぎは簡単です。
≫包丁は定期的に研いだ方が料理の効率がいい
”鶏むね肉は繊維に沿って、そぎ切りにする”と言われますけど
はっきり言ってメンドクサイですよね。
切り方で、食感が変わると言われますけど、
片栗粉をまぶしてから焼くと、
どんな切り方でも、
固くもならず、パサパサもしません。
1㎏以上パックのものは3.5時間ほど冷凍してから切る
4枚入りで1㎏以上のパックは、凍るまでに時間がかかります。
3.5時間ほど冷凍庫に入れてから切ると切りやすいです。
鶏むね肉を小分けにして冷凍保存
一度に使わない分は、冷凍保存します。
①使いたい量だけ取り出せるように、ビニール袋に薄く広げる。
②空気を抜いて、袋止めクリップで止める
③金属のトレーに乗せて冷凍庫に入れると、移動しやすく
また 早く凍ります。
金属のトレーがない場合は、お菓子の缶のふたでも代用できます。
保存袋は、チャックシール付き保存袋でもいいんですけど、
普通のビニール袋の方が安上がりです。
クリップは1度購入すると、ずっと使い続けられます。
冷凍鶏肉を使う時は?
使う時は、使う分だけ取り出して、ボールに入れて冷蔵庫で解凍します。
5~6時間くらいで解凍できます。
パサパサしない鶏むね肉レシピ
片栗粉をまぶして焼く
片栗粉をまぶして焼いた鶏むね肉は、
味付けを変えることで、いろいろアレンジがききます。
●甘酢(酢1:さとう1:醤油1)野菜を入れれば酢どりに。
●照り焼き(砂糖、醤油、酒、みりん)
●みそ照り焼き(みそ、酒、みりん)
小麦粉をまぶして焼く
■鶏むね肉の柚子胡椒ソテー
<作り方>
鶏むね肉に、酒、醤油、柚子胡椒をよくもみ込みます。
少し時間をおいて味をしみこませてから
小麦粉をつけて、揚げ焼にします。
その他、フライや天ぷらもパサパサしません。
簡単フライの作り方は、卵を使わず、
水で溶いた小麦粉をくぐらせた後にパン粉をまぶすだけです。
少量だと、広げたラップの上でパン粉をまぶすと、
後片付けが簡単で、苦になりません。
揚げ油は、少量にして揚げ焼きにすると、簡単です。
鶏の薄切り肉はなぜ売っていないの?
豚肉や牛肉のスライスはあるのに、鶏肉のスライスはみかけません。
たま~に、しゃぶしゃぶ用鶏肉を見かけることがありますが、
お値段高めです。
鶏肉の薄切り肉があれば、気軽につかえそうですけど、
なぜ、鶏肉の薄切りは売っていないのでしょうか?
理由は、
・薄切りにすると傷みやすい
・薄切りにするには柔らかすぎるから
ということです。
また 鶏むね肉は価格が安いので、
カットの手間を考慮すると、採算が合わないのでは?
ということも予想されます。
まとめ
ぐにゃぐにゃして切りにくい鶏むね肉は、
凍る寸前まで冷凍してから切ると、簡単に切れます。
安い時にまとめ買いして、
冷凍保存しておいてはいかがでしょう?