竹中平蔵氏のベーシックインカムを導入して、
月7万円支給で、生活保護制度廃止ということが話題になっています。
病気で働けないなどの事情があって、
月7万円で生活することは可能なのでしょうか?
私は、持病があり、今は体調を保つので精いっぱいです。
月7万円の障害年金(内部障害)で生活しています。
基本的に月7万円で生活して、
突発的な出費、冠婚葬祭費用、大きな出費は貯金から出しています。
月7万円生活には、何かあった時の為の貯金が必要になってきます。
最初は7万円で生活するなんて、無理と思っていました。
でも、”このままでは、貯金が減っていく~”と危機感を覚え、
まず、7万円で生活してみよう!と決心するところから始めました。
まず具体的に何から始めたかというと、
最初は家計簿をつけるところから始めました。
ステップ① 家計簿をつける
ステップ② お金の流れをつかむ
ステップ③ 無駄遣いを発見する
目次
一人暮らしの平均生活費は?

一人暮らしで平均どれくらいのお金がかかる?
性別の違いや住む場所によって多少の違いがあるようですが、
大体16万円~17万円くらいが平均のようです。
普通に働いていれば、16万円くらいで生活して、貯金もできるでしょう。
でも、病気などの事情があり、働きたくても働けないという人もいます。
コロナ過の今は、健康でも仕事がないという状況もありますね。
我が家の7万円生活内訳(2020年8月分)
我が家の2020年8月生活費
金額 | 内訳・備考 | |
①住居費 (分譲マンション) |
28,700 | ・管理費+修繕費 10,700円 ・固定資産税 9,000円(月平均) ・駐車場 9,000円 |
②健康保険税 | 2,100 | |
④通信費 | 5,015 | ・固定電話 3,286円 (フレッツ光ネクスト含む) ・プロバイダー料金 756円 ・スマホ代 973円 |
⑤光熱水費 | 9,064 | ・電気 3,739円 ・ガス 2,647円 ・水道 2,678円 ※真夏は冷房費がかさむので、いつもより電気代高めです。 |
⑥医療費 | 800 | 市の医療費補助あり |
⑦食費+日用品 | 17,149 | |
⑧介護サービス費用 | 2,427 | |
⑨警備会社契約 | 3,078 | |
⑩ガソリン代 | 1,050 | 市のガソリン補助券使用 |
⑪その他(病友会費) | 700 | |
合計 | 70,083 | –83円の赤字ですが、まあまあいいせんいっています。 |
①住居費
賃貸と持ち家どちらが得か?は永遠のテーマですが、
7万円でやり繰りしながら、家賃を払っていくとなると少々厳しいですね。
家(分譲マンション)は、20年ほど前に、結婚してから購入しました。
ローンを繰り上げ返済するために随分節約もしました。
家を購入しなければもう少し貯金が多かったかもしれません。
大きなローンを抱えるのは、精神的に負担ですし、
失業や病気でローンが返せなくなる事態だってあるかもしれません。
また 一戸建ては、古くなってくると補修費がかさむようです。
計画的に補修費の積み立てをしていないと、たいへんなことになる可能性もあります。
賃貸か持ち家どちらがいいかは、悩むところですね。
でも、夫が亡くなり、働けない状態で一人暮らしになった今、
持ち家があってよかったな~と思うのも事実です。
家賃を払っていたら、7万円では生活出来なかったでしょう。
④通信費
■スマホ代 973円の理由
現在スマホ料金は、973円(ソフトバンク)です。
安い理由は、
・端末を一括購入したこと
・保証に入っていないこと(これまで1度も修理依頼をしたことがないため)
・1Gプランにしている(自宅にWi-Fi環境があり、自宅にいることが多いため)
・1年間1000円割引きが適用されているため です。
⑤光熱水費
冷暖房を使用する真夏と真冬は、
どうしても電気代が上がってしまいます。
電気代が上がってしまったときは、ウエブ上で毎日の電気代をチェックします。
毎日チェックすることで、意識するのか電気代の上昇を抑えられます。
【節約】家電の電気代比較、何にいくらかかっているの?
水道代が高いのは、水道代が高い地域に住んでいるからです。
水道代は、住む地域によってかなりの差があります。
⑦食費+日用品
日用品は、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤類などですね。
主に生協で購入しています。
食費と日用品は同じところから購入するので、
分けて計算するのがたいへんなので、一緒にしています。
■月の予算→生協が14,000円
(週の予算を、3,000円×4週=12,000円)
・野菜類→1,000円
・タンパク質(肉、魚、豆腐類)→1,000円
・調味料+日用品→1,000円
と大体週3,000円くらいに収まることを目標としています。
・米は月に5キロ消費します。(約2,000円)
■生協にないものの購入予算は、4,000円
自分で買いに行ったり、ヘルパーさんに頼んだりしています。
自分で買い物に行くと、
余分なものを買ったりして、どうしても使い過ぎてしまう傾向にあるようです。
食費+日用品合わせて、1日600円で済ませている計算です。
基本的に1日3食自炊です。
■節約を意識するようになって買わなくなったもの
・パン
・お菓子、アイスクリーム類
・ジュース類
・マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、ソース類
・カップ麺
がありますが、何だかそれらのものを体に入れなくなってから
すごく体調がよくなったように感じます。
生協の値段は、少し高め設定なので、
自分で買い物に行ける方は、
特売などを上手に利用することで、
食費や日用品費を抑えられると思います。
⑧介護費用
現在週2回の家事支援(掃除・ゴミ捨て)をお願いしています。
体が不自由になってくると、介護費用もかかってしまいます。
もう少し不自由になると、通院のためのタクシー代などもかかってきます。
やはり、貯金は出来るだけ減らしたくないですね。
⑨警備会社との契約
警備会社に鍵の預かりと緊急時連絡の契約をしています。
孤独死した時、鍵が開かないと大騒ぎになりたくないこともあり、
安心料として、契約しています。
緊急時には、ボタンを押すと駆けつけてくれるシステムにはなっていますが、
幸いまだ使ったことはありません。
警備会社との契約は、夫の病気が発覚したとき、夫が契約してくれたのもあり、
そのまま契約を続けています。
一般的な女性の一人暮らしの人と違う点
■化粧や服にお金を使わない
女性の一般的な独り暮らしの場合、
化粧品や服にお金を使いますが、
私の場合、ノーメイクです。
理由は、単に肌が弱くて、基礎化粧品にすら肌が荒れるからです。
また、家にいることが多いのでメイクの必要性を感じません。
素肌でいると気持ちがいいんです。
服も、手足が不自由になったため、着れる服が少なくなりました。
おしゃれな服よりも、よく伸びて着やすく動きやすい服重視です。
必要時にたまに買うくらいで充分間に合います。
まとめ
一人暮らし7万生活をしてみて、今の所そんなに無理しなくてもやっていけています。
むしろ、
今月はクリアできたとか、今月は惜しくも赤字を出してしまったとか
ゲーム感覚で楽しんでいます。
家賃(住居費)にいくらかかるかで、
月7万円でやれるかどうか?決まるのかもしれませんね。
今よりもっと体が不自由になったら、当然出費がかさみます。
今出来ることを、今のうちにやっておかないと長生きしてしまった時が不安です。
現在、単身世帯の生活保護支給額の水準は月額12万円程度だそうですが、
生活保護は、私にはハードルが高過ぎて考えられません。
12万円あったら、私の場合貯金が出来ます。

