それは、市販のカレール―に含まれる油脂に原因がありそうです。
市販のカレールーには、どんな原材料が使われているのでしょうか?
それって、身体に悪影響はないのでしょうか?
といっても、たまにはカレーが食べたい
そんな人のために、
胃もたれせずに、カレーを食べる方法をまとめました。
目次
市販のカレールーは何からできている?
裏表紙を見てると、
①食用油脂(牛脂、ラード、パーム油)
②小麦粉
③食塩
④コーンスターチ
⑤カレー粉
⑥砂糖
・その他様々な食品添加物が並びます。
表示は、原料の多い順から書いてあるので、
油脂がダントツで多いです。
カレー粉は、原材料の5番目に登場です。
胃もたれや腹痛の原因は、この原材料に使われている油脂です。
しかも、価格を抑えるために、質の悪い脂を使っていることもあるようです。
市販のカレールーに使われる脂
市販のカレールーには、牛脂、ラード、パーム油が使われています。
いかにも、ねっとりと油っこそうですよね。
肉を焼いた後のフライパンを想像してみてください。
洗っても、洗っても、
動物性のしつこい脂は、いつまでもベトベトしますよね。
しかも、牛や豚の脂は、
原価を抑えるために、
どこでどのように育てられたか分からないような
安価な脂を使っているようです。
(牛脂)牛の脂肪を精製して作られたもの
(ラード)豚の脂肪を精製して作られたもの
(パーム油)『アブラヤシ』の実から採れる油
牛脂、ラードを摂り過ぎると?
牛脂、ラードの摂り過ぎは、
肥満や食生活習慣病となりやすく、
動脈硬化や、脳梗塞などさまざまな、
悪影響が出やすくなります。
パーム油は様々な危険性を指摘されている
●心筋梗塞、糖尿病になるおそれ
摂りすぎると血液中のLDLコレステロールが増加し、
心筋梗塞や糖尿病などのリスクが増加する
●ガンを発症するおそれ
パーム油は全量インドネシアやマレーシアなどから輸入しており、
長期間の船上輸送による酸化を防ぐために、
酸化防止剤としてBHA(ブチルヒドロキシアニソール)という
食品添加物が用いられている。
このBHAは、1998年に食品衛生調査会で、
次のようにラットに対する発がん性を確認している。
●森林破壊の問題
パーム油を生産するアブラヤシ農園は、
熱帯の森林を切り開いて作られます。
世界中で多くのパーム油を消費している結果、
森林が驚異的なスピードで消え続けています。
市販のカレールーに入っている添加物
市販のカレールーには様々な食品添加物が使われています。
・カラメル色素
・調味料(アミノ酸等)
・香料
・乳化剤
・甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
などが入っています。
いかにも身体に悪そうですよね。
体調を保つためにも、有害と分かっている食品添加物は
出来るだけ避けたいですね。
食品添加物の何が問題なのかというと、
発がん性があったり、
体調を崩す原因になったりするからです。
胃もたれしないカレーの作り方
胃もたれや吐き気をおこすこともなく、
腹痛や下痢になることもなく、
安全にカレーを食べる方法として
①カレールーを手作りする
②缶カレーのみを使って作る
③無添加のカレールーを使う
④フレーク状のカレールーを使う
⑤パウダー状のカレールーを使う
この5つの方法があります。
①カレールーを手作りする
一番簡単な手作り方法を調べて作ってみました。
缶のカレー粉を使うので、自分で調合する必要もなく
簡単に作れました。
材料は、小麦粉と油とカレー粉のみです。
手作りカレールーには、味がついてませんので、
具材スープに味をつけておきます。(コンソメ、塩コショウなどで)
注意点は、
・だまになりやすいので、
カレールーをのばすときに、少しづつのばすようにする。
・カレールー自体には、味が付いていないので、
スープの方に味をつける。
市販のカレールーは最後にルーを入れて完成ですが、
手作りカレールーは、
カレールウの中にスープを入れて、のばしていく形になります。
②赤缶のみでカレーを作る
<S&B赤缶原材料>
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴ、香辛料
※スパイス類のみで
添加物や脂類は一切使っていないので安心です。
簡単な方法は、スープカレーですが、
S&Bのサイトには、缶だけで作れるカレーのレシピも載っています。
③無添加のカレールーを使う
お値段は少し高めですが、
添加物を使っていないカレールーがありました。
できるだけ国産原料にこだわり、
化学調味料や乳化剤、香料、着色料を一切加えずに
作っているそうです。
(2024/12/09 03:04:51時点 楽天市場調べ-詳細)
④フレーク状のカレー粉を使う
私の感覚では、フレーク状のカレールーのほうが、
脂の含有量が少なく感じます。
フレークタイプのカレーを食べた時は、
吐き気も腹痛もセーフでした。
お値段は少し高めですが、普通のスーパーにも売っています。
一人分のカレーを作る時は、フレーク状のルウが使いやすいです。
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⑤パウダータイプのカレー粉を使う
動物性の脂を使っていないので、少しあっさり食べられると思います。
添加物も、固形ルータイプのものに比べると、少し少ないようです。
<S&B赤缶カレーミックス 原材料名>
パーム油・なたね油混合油脂(国内製造)、小麦粉、カレー粉、でん粉、食塩、乳糖、砂糖、ソテー・ド・オニオン、加工油脂(なたね油、大豆油、食塩)/調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロチン)、酸味料、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
>>赤缶カレーミックス
まとめ
カレーを食べたいけど、胸やけや腹痛が心配で、
カレーを食べるのをためらう
そんな方がいらっしゃったら、参考にしてみてください。
また 若い頃はカレーを食べるのは大丈夫だったのに、
歳をとってきたら、苦手になってきた。
そんな方も胃に優しい手作りカレールーなら大丈夫かもしれません。