持病がある人にこそ瞑想習慣をおすすめします。
特に一人暮らしの人は、一人になる時間をわざわざ確保しなくても
その気になれば、いくらでも静かな時間を持てます。
私は、瞑想習慣を取り入れて4~5年程になります。
普段は、起きてすぐに20分の瞑想
時間がない朝でも、最低10分の瞑想から朝をスタートさせます。
瞑想で変わったことは
・早寝早起きになり、寝付きがよくなった
・穏やかな時間を持てる
・全くテレビを見なくなった
・物事を後回しにしなくなった(後片付け、お風呂など)
・「どうしよう~」と悩まなくなった(決断力がついた?)
・くよくよが減った
・死にたいがなくなった
など、こうして上げて見ると、やっぱり瞑想で随分生きるのが楽になったんだな~
と改めて思います。
目次
瞑想はどんな症状に効くの?
瞑想が、体や心にいい影響を与えることが、様々な実験で証明されているようです。
効果 | 詳細 |
---|---|
①不安や抑うつ | 認知行動療法などの確立されたエビデンス(科学的根拠)に基づく治療と同程度に役立つ可能性がある |
②慢性疼痛 | 瞑想やマインドフルネスが痛みに与える効果を検証した研究では、さまざまな結果が得られている |
③不眠 | マインドフルネス瞑想の実践技法は、不眠を減らし睡眠の質の向上に有用である可能性があります。その効果は、認知行動療法や運動療法と同等であるとされている |
④PTSDの症状を軽減 | 心的外傷後ストレス障害(post-traumatic stress disorder:PTSD)の症状を軽減する可能性がある 退役軍人を対象としたある研究では、瞑想は、PTSDの治療法として広く受け入れられている長期暴露療法と同等に有用であったとしている |
⑤物質使用障害、依存症 | マインドフルネスに基づく実践技法は、物質使用障害からの回復に役立つ可能性がある これらの実践技法は、欲求の引き金となる思考や感情への気づきを高め、その欲求に対する自動的な反応を減らす方法を学ぶのを助けるために使用されている |
⑥がん患者のメンタル改善 | がんの諸症状や治療の副作用に苦しむ人々の不安感、ストレス、疲労、 一般的な気分障害や睡眠障害を和らげることで、生活の質を向上させることが示されている ・不安 ・気分障害 ・慢性疼痛の軽減など |
⑦摂食障害 | 体重減少や食行動の管理に有用である可能性が研究により示唆されている 特に、集中して行う瞑想やマインドフルネスの実践技法と、エクササイズ(何かをしながら行う瞑想:生活瞑想)を組み合わせたプログラムが有望と思われる。 |
⑧血圧を下げる | 瞑想を行うことによって、ストレスが緩和され、結果血圧が下がる |
⑨更年期の諸症状を軽減 | ・ホットフラッシュの頻度や程度、 ・睡眠障害や気分障害、 ・ストレス、 ・筋肉痛や関節痛などの、 一般的な更年期の諸症状を軽減するのに有効である可能性を示した |
≫瞑想とマインドフルネスについて知っておくべき8つのこと(厚労省、統合医療)
瞑想の具体的な方法
最初は、あまりやり方や呼吸にこだわらずとも、
ただリラックスできる、心地いいという実感を持てることから
実践してみてはいかがでしょうか?
さらに、続けられる工夫があれば、毎日続けられるはずです。
瞑想アプリ
誘導音声が入った瞑想アプリを利用すると、
割と簡単に瞑想が出来てしまいます。
音声に従って、息を吸って、吐いて~としていると
10分なんてすぐに過ぎてしまいます。
動画サイトの瞑想音を流しながら
シンギングボール、波音、せせらぎなどは、
リラックス効果があり、ざわざわした心を静め
瞑想に入りやすくなる効果があります。
ユーチューブにもたくさんの素材があります。
ただ黙って静かに目を閉じる
瞑想に慣れてくると、何も音がなくても
ただ静かに目を閉じるだけで、心地よく安らげるようになってきます。
季節によっては、窓のそばに座って眼を閉じ、ここちいい風を感じながら、虫の音を聞いていると、ただそれだけでスッと、今ここに有る感覚を味わえます。
瞑想を習慣化するには?
瞑想が心地いいという感覚がつかめると、自然に瞑想がしたくなりますが、
なかなか、その感覚がつかめなかったり、
毎回、心地いい感覚が味わえるわけではありません。
心と体にいいと分かっている瞑想を続けるにはどうしたらいいのでしょうか?
瞑想が続かない原因は?
・忙しくて時間がとれない
・体調が悪くて、瞑想する気になれない
・だまって座ることへの集中力が続かない
・瞑想の効果が実感できない
瞑想の情報に定期的に触れる
瞑想が体にいいと分かっていても、日々の生活に流されて、
いつの間にか瞑想とは無縁の生活にならないように、常に瞑想の情報に触れて、瞑想が心と体にいい影響を与えてくれるものだという情報に触れる機会をもつといいです。
忙しくても、毎日聞けるポッドキャストや瞑想の聞く本、ユーチューブなどは、何かをしながらでも手軽に聞き流せます。
ポッドキャスト(アプリ・PC)
・Apple Podcast
・Google Podcasts
・Voicy (ボイシー)
↓
瞑想、マインドフルネスで検索
オーディオブック(アプリ・PC)
日本最大級!オーディオブックなら – audiobook.jp
↓
瞑想、マインドフルネスで検索
その他、ユーチューブで、瞑想・マインドフルネスの情報に触れる
瞑想は危険?
瞑想を始めたころ、瞑想が危険だという情報に行き当たったことがあります。
結論から言うと、そんなことは全くありません。
ただ病気によっては注意が必要な人もいるようです。
・重篤な精神疾患(うつ病、精神疾患)を抱えている人
・強いトラウマやPTSDを抱えている人
などは、不安感が増すようなら、すぐにやめたほうがいいでしょう。
まとめ
瞑想の1番の効果は、生きるのが少しだけ楽になるということではないでしょうか?
人は、意識的、無意識的に考えることで、憂鬱になったり、苦しくなったりします。
苦悩からの解放は、考えないことです。
意図的に考えない時間を持つことが出来れば
その時間だけは、苦悩から解放されます。
では、眠っている時間は悩みから解放されているのでしょうか?
眠ってる時間は、その悩みを抱えたまま、眠っているだけです。
目が覚めると、その悩みはそのまま続いています。
瞑想は、その悩みを受け入れ、同化し、悩みとともに生きることが出来るものなのかもしれません。