日常的にマスクをするようになって、
もうずいぶん経ちました。
マスクを常時着用することで、
身体的にはどのような影響があるのでしょうか?
あなたは、1日に何時間くらいマスクを着用していますか?
職業によっては、1日中マスクを外せない場合もあるでしょう。
仕事をしていない人も外出の際は、必ず必要になるマスクですが、
長時間のマスク着用には、様々なリスクが伴うことも知っておきましょう。
<マスク着用で自覚しやすい症状>
・口臭
・肌荒れ
・息苦しさ
・集中力の低下
・頭がボーッとする
マスク着用の何が問題?
マスクをつけることで、どんな問題点があるのでしょうか?
マスク着用の問題点
■口と鼻がふさがれることで呼吸がしずらくなる
■マスクが不衛生になる
■新鮮な酸素が取り込みにくくなる
■かゆみがでたり、ニキビができる
マスク口臭

なぜマスク着用で口臭?
マスクを長期間、長時間付ける
↓
口呼吸になる
↓
口の中が乾燥し、唾液の量が減る
↓
口臭がしたり、むし歯や歯周病になりやすい
①マスクが鼻への空気を遮断し、息苦しさを感じる
②より多くの空気を吸い込もうとして、口呼吸になる
③口呼吸になると、口の中が乾燥する
④口の中が乾燥すると、むし歯や歯周病の発症リスクがあがる
⑤結果、口臭もひどくなる
マスク口臭の予防法
①水をこまめに飲む
②しっかりと噛む
③口腔ケア(口の中を清潔にする)を念入りにする
④歯科医で定期的に口の中を掃除してもらう
外出先でのケアは殺菌スプレーで
スプレーするだけで口の中を殺菌・消毒できる ↓
マスク酸欠

マスク着用により、自分の吐いた息を吸うことになります。
自分の吐いた息には、二酸化炭素が多く含まれます。
二酸化炭素を多く吸うことにより、酸欠の状態になります。
つまり、新鮮な酸素を取り込めない状態になってしまいます。
酸欠が心と身体に悪影響する
酸素が体のすみずみにまで行き渡らない状態が続くと、
以下のようにいろいろな身体の不調があらわれます。
■頭痛
■不安、イライラ
■免疫力が低下する
■集中力の低下
■疲れやすい
■朝起きるのがつらい
マスク酸欠 対策
・呼吸をゆっくりする
・息を深く吸って、長く吐く
・マスクをはずせるときは、こまめにはずす。
マスク皮膚炎
マスクの着用による
かゆみやニキビで悩む方も増えているようです。
マスク皮膚炎の原因
■摩擦
■蒸れ(細菌や雑菌が繁殖しやすくニキビの原因になる)
マスク皮膚炎の対策
■自分にあったマスクをつける(小さすぎないマスクをつける)
■汗はこまめに拭く
■帰宅後はすぐに顔を洗う
マスクを清潔に保つ
長時間同じマスクをつけ続けていると、
マスクの外側には、外の菌が付着し、
マスクの内側には、自分の唾液などが付き、
不衛生になってしまいます。
長時間付ける場合は、
不潔にならないように、
なるべくこまめにマスクの交換を心がけるようにしましょう。
まとめ
これからも、マスク生活はしばらく続きそうです。
自覚がないかもしれませんが、
常時マスクをすることには、少なからずリスクがつきまといます。
それをふまえた上で、
・口腔ケアは念入りにする
・マスクは清潔に保つ
・深くてゆっくりな呼吸をする
ことを心がけましょう。