最近は、コロナ潔癖症が増えているそうです。
電車のつり革や、エレベーターのボタンなど、公共のものにさわれない
電車の中で大声でおしゃべりする人が気になる
いつも以上に気を付けないと、コロナ感染のリスクがあがりますね。
でも、コロナが流行る今は、
潔癖症になることは、必要なことなんだそうですよ。
目次
度を越したキレイ好きは潔癖症かも?
私自身も少しきれい好きで、整理整頓が上手なほうかな?
とは思っていましたけど、
コロナの流行で、
手洗いの回数、買い物の仕方など
潔癖に拍車がかかったかもしれません。
でも 行き過ぎたきれい好きは、
潔癖症と呼ばれていて、立派な病気ですね。
日常生活を送るうえで困る場面もでてきます。
今まではあまり気にしたことはなかったけど、
私の中では当たり前だと思っていたことが、他人にとってはそうでもなかったり
昔は平気だったことが、今はものすごく気になったり・・・
潔癖症
■度を越したきれい好きのこと
■発病する割合は、およそ100人に2、3人と言われている
■私って潔癖かも…と思っている人は4割を超えている
潔癖症は病気?
きれい好き➡潔癖症➡不潔恐怖症➡OCD(強迫性障害)
きれい好きはいいことなのでは?
汚くしているよりは、きれい好きはいいことのように思えますけど
あまりにも度が過ぎると、病気の可能性もでてきます。
単なるきれい好きと、病的なきれい好きの境界線ってあるのでしょうか?
きれい好き | 清潔な状態や片付いた状態を好むさまのこと |
---|---|
潔癖 | 不潔・不正を極度にきらうこと。そのような性質 |
不潔恐怖症 | 汚れを過剰に気にすることであり、 現実に汚れているかどうかが問題ではなく、 一旦取りついた強迫観念(不潔恐怖)を治めるために、 さらに汚れを落とそうとするような脅迫行為を繰り返す。ノイローゼ(強迫神経症)の一種であり、俗に潔癖症と呼ばれることが多いが、精神医学的には不潔恐怖症(強迫神経症)とよばれ、症状がひどい場合は治療の対象になる |
強迫性障害 ODA |
自分の意思に反して、不合理な考えやイメージが頭に繰り返し浮かんできて、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまう病気です。
過剰な手洗い、戸締まりを何度も確認などの行為が 例えば、手の汚れが気になるという強迫観念に対して、手洗いを必要以上に何度も繰り返すといった強迫行為をしてしまう。 |
潔癖症度
私の場合、潔癖ポイントはいくつかあります。
✔図書館の本は触りたくない
✔地面には座れない
✔きれい好きだとまわりに言われる
✔エレベーターのボタンを指で触れない
✔部屋着に着替えてからでないと椅子に座れない
✔出来れば部屋に人を上げたくない(帰ったあとは徹底的にアルコール消毒する)
✔アルコール、除菌ウエットティッシュは必需品
✔テーブルにバックを置くなんてもってのほか
✔切らなきゃいけない肉はなるべく買わない
✔掃除をしない実家に帰れない
✔生のものが苦手(刺身、生野菜など)
✔トイレ掃除に使い捨て用の紙ブラシを使う
などの気にするポイントがいくつかあります。
潔癖症度を簡単に診断できるサイトがいくつかあります。
潔癖症かどうか気になる人は診断の参考にしてみて下さい ↓
潔癖症になる原因
潔癖症になってしまう原因ってあるのでしょうか?
トラウマ
「汚いものを見てしまった、触れてしまったショック」
その感覚が頭からはなれなくて、不快な思いをしたことがある。
自分が「汚い!」と思ってしまった感覚は簡単に忘れられるものではない
ストレス
強いストレスを感じると、今まで気になっていなかったささいなことが気になる
・普段は気にしない部屋の汚さ
・他人の不衛生さ
一般的に、潔癖の傾向は心理的プレッシャーやストレスが軽減されるとなくなるとも言われています。
幼い頃の厳しいしつけ
親が潔癖気味で、繰り返し繰り返し清潔を言って聞かせていた場合、
子供も潔癖になりやすい
情報が増えたから
・目に見えない菌の数を検証するテレビ番組
・除菌グッズのコマーシャル
私の場合、水虫に繰り返し感染したことで、
温泉やプールに行けなくなりました。
もともと、潔癖気味だったのがさらにひどくなったような気がします。
自分の家でも、部屋の中(畳の部屋でもスリッパをはく)で、素足で歩けない
来客の後は、ソファーやドアノブなどをアルコール消毒をする。
(ソファーに座って欲しくないけど、言い出せないですもんね)
椅子は来客用椅子を用意していて、自分はそれには絶対座らないです。
来客にトイレを使われるのも嫌ですけど、
もし、使われたら帰ったら即掃除です。
特に男性の小、すごく飛び散っています。
乾いたら分からないかもしれませんが、使用直後はかなり飛び散って汚れています。
他人の家ではせめて座って用を足してほしいです。😢
だから来客があるとすごく疲れます。
同居人がいる場合はたいへんですね
ひとり暮らしだと、清潔面では安心ですが、
同居人がいると、不潔行為が気になりますよね。
今は亡き夫と暮らしていた頃は、夫は私よりも潔癖で
夫の洗った食器は安心して使えたし、
何をするにも手を洗ってからしていたので、何の心配もありませんでした。
トイレも座ってしていたので、汚す心配もなかったです。
潔癖同士だとうまくいくのでしょうかね?
でも、ここまではOKなのに、ここはダメという境界線は違いました。
たまに、母親が泊まることがあるのですが、
母は、人並み以下にルーズで、
外から入ってきても、手洗いをしない手で食べ物を触るので
まず、手洗いからさせないといけないし
食べ物を食べこぼすので、その都度拭かないといけないし
小さな子供の世話をしているような気分になります。
母が泊まった日は、気が休まらずほんとうにたいへんな思いをします。
母が帰った後は、ひとり暮らしでよかった~とつくづく思います。
潔癖面白エピソード
ちょっと笑える潔癖エピソードを見つけたので紹介します。
■その友人の家に行くと、
まずは洗面所に直行で手洗い・うがいをさせられ、
髪の毛をくくるようにゴムを渡される。その後リビングに入る前には、
衣服をコロコロで何度もコロコロされてようやく座ったものの、
何か食べたり飲んだりするたびに、テーブルの真ん中に置かれたアルコールウェットティッシュを引っ張り出して、何度も周辺を拭かれた。
「くつろいでね」と言ってくれたけど、まったくくつろげなかった…!■家にお呼ばれしたら、後ろから除菌スプレーを持って吹き掛けながらついてきた友人。
■知人はホテルに宿泊する際、シャワー後にタオルを使わずティッシュで体を拭く
■電車でつり革にはつかまらず、友人が踏ん張って立っていたので、つかまったら?と促すと、誰が触ったかわからなくて気持ち悪いから、と言って仁王立ちしてこらえてた
■友人は家以外のトイレへ入るときは、お尻をつけずに空気椅子状態で用を足すと話していた。
出典 https://mrs.living.jp/k_life/article/2649472
潔癖症グッズ
■ドアオープナー
手を触れずにドアやエレベーターのボタンを触れるグッズがあるんですね。
アマゾン 1,580円 ↓
■つり革グリップ
つり革を素手で持たないためのグッズ
まとめ
自分では単なるきれい好き程度に思っていましたが
思えば、きれい好きが加速している気がします。
きれい好きを裏返すと不潔が怖いになります。
私の場合は、病気になることへの恐怖だと思います。
清潔にしていれば、病気のリスクを減らせるという思い込みがあります。
ただでさえ、持病があるのに、これ以上病気を増やしたくありません。
でも、それがあまりにも過度になると、自分でもたいへんになってきます。
今私が一番困っていることは
コロナのせいで、消毒薬や除菌ウエットティッシュが手に入らないことです。
コロナ以前からストックしていたものを、少しずつ大事に使っていますが
いつになったら、いつでも入手可能になるのでしょうね?