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【台所スポンジって汚い?】除菌方法と交換時期、乾燥すると清潔を保てる

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台所のスポンジって、雑菌がいっぱいって聞きますけど、
どのような取り扱い方をしていますか?
ものすごく汚いという情報を見たときは、気になりまけど、
普段はそれほど気にすることなく使っています。

スポンジの除菌方法としては、

・熱湯消毒、
・ハイターにつける、
・レンジで加熱と
いろいろな方法がありますが、
それを毎日やるとなると、メンドクサイですよね。

なかには、毎日使い捨てにしているという方もいらっしゃるようですけど、
お金もかかるし、ゴミも増えて環境にもよくないですよね。

除菌しないスポンジは、
本当に危険レベルなほど汚いのか?

そんな 台所スポンジのことをまとめてみました。

 

台所スポンジってそんなに汚いの?

台所スポンジの状態は、
各家庭によって、違いがあります。
頻繁に交換する家庭も、
あまり交換しない家庭もあるでしょう。
また 使用頻度によっても、スポンジの状態は違ってきますね。

■最近の調査では、キッチンスポンジ1平方インチあたり1000万個の細菌が潜んでいるとのデータもあります。

台所用スポンジは、やはり衝撃的に汚かった
<東洋経済オンライン 2017/8/25>

 

洗剤や電子レンジなどで定期的に手入れされていたスポンジから
モラクセラ・オスロエンシス(※1)という細菌がより多く検出されるという結果となったのだ。
この細菌は一般的なもので無害だが、免疫力が低下している人は感染することがある。

エーゲルト(ドイツのフルトヴァンゲン大学教授で微生物学者)によると、
スポンジが臭うようになってきたら、それはその細菌がいるというサインになりうるので、菌が有害ではないとしても捨てたほうがいいという。
米農務省も、スポンジを頻繁に取り替えることを勧める。
なぜなら、スポンジは「清潔にするのが難しい」からだ。

<東洋経済オンライン 2017/8/25>

※1)モラクセラ・オスロエンシスとは?
・好気性グラム陰性細菌
・人間の生活環空間のいたるところに常在する菌である
・洗濯した衣類が雑巾のような生乾き臭を放つようになる原因の菌

 

台所スポンジにはなぜ多くの菌が繁殖するの?

毎日食品がついた食器などを洗う

そのたびに食べ物の残りカスなどがつく

使用後に洗ってもすべて取り除くことは不可能

加えてキッチンの水回りにあることで
常に湿度が高く細菌が繁殖しやすい

 

雑菌が繁殖する環境は?

台所スポンジに菌が繁殖しやすい環境

①栄養(スポンジに食べカスが残っていると雑菌が繁殖する)
②水分(スポンジに水分が残っていると雑菌が繁殖する)
③湿度(高温多湿で菌が増えやすくなる)

↓ では、雑菌を繁殖させないためには?

台所スポンジの菌を繁殖させないためには?

①スポンジをよく水洗い(食べカスを残さない)
②しっかりと水を切り(水分を残さない)
③つるして、よく乾かす(丸1日乾燥)

丸一日乾かすためには、
スポンジが2個必要になります。
2個用意して、1日おきに使うと、
よく乾燥して、清潔が保てます。

 

台所スポンジ除菌方法にはどんなものがある?

台所スポンジの除菌方法には、
・熱湯消毒
・煮沸
・電子レンジで加熱
・ハイターにつける
・天日干しする

などの方法があります。

私も以前は、台所スポンジを鍋で煮沸したり、
電子レンジで、加熱したりしていましたけど、
台所スポンジには、耐熱温度というものがあり、
熱を加えすぎると、
スポンジが劣化して、
かえって、雑菌の温床になるらしいのです。

台所スポンジの正しい除菌方法

台所スポンジの正しい除菌方法を調べてみると

台所スポンジの正しい除菌方法

60~90℃のお湯にスポンジを1分ほど浸す
②冷水で冷やす
③絞って水気を切る
④風通しの良いところで十分に乾かす

これを毎日やるとなると、かなりめんどくさいですよね。

 

台所のスポンジ、除菌のやりすぎはかえってよくない

一方で、徹底的にやり過ぎた除菌はよくないとの情報もあります。
私たちが、台所スポンジの菌を気にするようになるきっかけは、
テレビやメディアなどの影響があるのではないでしょうか?
テレビなどで、目には見えない
顕微鏡での菌の映像を見てしまったら、
うわー!ってなってしまいます。

でも、私たちは自然の状態では、いろいろな菌に囲まれた生活をしています。
多数の細菌に取り囲まれた生活環境が私たちの免疫力を高めてくれます。
人は、無菌状態を作り、その中で生きていくことは不可能です。

また 除菌を繰り返すことで、
耐性菌が出来てしまい、
菌がより強力になってしまうとの指摘もあります。

何事もやり過ぎはよくないですね。

スポンジにつく細菌の数を減らすには?

よく乾燥させる

スポンジを乾燥させることは、
「簡単で安価、また環境に優しく効果的な方法」です。
理由は、湿気を好む細菌は乾いたスポンジの中では増殖できないからです。

食器を水で予洗いする

食器を水で予洗いし、食べカスを取り除いてから、
スポンジで洗うようにすると、スポンジが清潔に保てます。

 

台所スポンジ交換時期は?

台所スポンジの交換時期は、
家庭によってかなりの差があるかと思いますが、
毎日使い捨てる
週1で取り換える
月1で取り換える
ボロボロになるまで使い続ける

だいたいこんなパターンに分かれるようです。
毎日使い捨てにするのは、
清潔は保てるかもしれませんが、
1ケ月30個も消費することになってしまいます。
お金もかかるし、ゴミも増えて
環境にも良くない気がします。

アンケートによると、
1ケ月に1回交換するという意見が多かったようです。

出来れば、清潔に保ちながら、
1ケ月くらいは、使い続けたいけど、
理想は、週1での交換だそうです。

 

台所スポンジの交換時期のめやす

台所スポンジの交換時期は、家族構成や使用頻度によって違いがあります。
大家族で毎日大量の食器を洗う家庭、
食洗器派の家庭、
一人暮らしで、外食が多い人など
各家庭により、スポンジの使用頻度も違ってきます。
では、スポンジがどういう状態になったら、
取り換え時なのでしょうか?

台所スポンジの交換めやす
□スポンジの形が崩れてきた
□ささくれ立ってきた
□泡立ちが悪くなった
□汚れてきた
□臭いがする

どんな使い方にしろ
スポンジの状態をこまめにチェックして、
清潔に保てるようにしながら、
交換時期がきたらすみやかに交換するようにしましょう。

 

台所スポンジ何個使ってる?

台所のスポンジの使い分けってしていますか?
それとも、1個のスポンジで何でも洗ってしまいますか?

①普通の食器(グラスやお皿)
②鍋やフライパン
③シンク専用
だいたいこの3つくらいに分けているという方が多かったです。

台所では、いろいろなものを洗いますが、
その都度スポンジを変えるのは大変だし、
保管場所もないですよね。

以外に1個のスポンジを使いまわしているという意見も多くて
ビックリしました。

生肉を切った後、スポンジで洗って、
その後、コップを洗ったら、生肉の菌が付くおそれはないですか?

ベトベト油汚れのフライパンを洗って、
その後、コップを洗ったら、コップに油が付きそう・・・

と、普通に考えたら思いそうですけど、
考え方は人それぞれですね。

 

 

わが家の台所スポンジのお手入れ方法


まず第一に乾燥です。
夕食の後片づけを終えた後のスポンジは、吊るして乾燥させています。
熱湯消毒は、たまにしかしませんけど、
きれいに洗って、よく乾燥することで、
気持ちよく使えて劣化も少ないです。

食器用スポンジは、2種類用意しておいて、
1日交代で使っています。

夕食の後片付けが終わったら、
きれいに洗って、固く絞り、
吊るして乾かしておき、そのまま翌1日吊るして
しっかり乾燥させます。

 

我が家のスポンジやブラシの保管場所


シンク上の吊り戸棚に、
専用のカゴ(100均で売ってます)をひっかけて、
針金+洗濯バサミを通して
吊るしています。

今日使用するスポンジは手前から使用し、
奥のは手前にずらしておきます。
これで、間違うことなく1日おきに
使用できます。

 

スポンジ置きも清潔に!


スポンジ置きはどんなタイプのものをお使いですか?
スポンジだけきれいにしても、
スポンジ置きが汚れていたのでは、
意味がありません。

スポンジ置きも、毎日洗って清潔にしておくと気持ちいいです。
もともとキッチンについていたカゴタイプのスポンジ置きは、
清潔を保つのが難しかったので、取り外しました。
かわりに、100均で見つけた網を引っかけているだけのスポンジ置きです。
簡単に取り外しが出来、サッと洗えて清潔に保てます。
毎日、スポンジと一緒に洗って、干しています。

 

昔は食器洗いどうしてたの?

スポンジや洗剤がなかった時代の人は、
食器洗いをどのようにしていたのでしょうか?

江戸時代は、藁(わら)と灰を使って食器洗いをしていたそうです。
昔の食事は、簡素で、油を使わない汁物や煮物が多かったので、
ほとんど水だけで、落ちていたのではないでしょうか?
ただし、魚の油は藁と灰を使ってこすり落としていたそうです。

亀の子たわしが登場したのは、明治に入ってからということです。
明治以降は、亀の子たわしが主流になったんだと推測されます。

 

まとめ

台所スポンジは、できるだけ清潔を保ちたいけど、
あまりにも、気にしすぎるのは、
精神的にもあまり良くない気がします。

定期的に除菌しているスポンジでさえ、
菌を0には出来ないとのことです。
病気などで体力が落ちていて、
極端に抵抗力が弱い場合は、注意が必要ですが、
普通の人の場合は、
そこまで神経質になる必要はないのではないかと考えられます。

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