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【一人暮らしで死んだらどうなるの?】自分の死後、こんなにある面倒な手続き

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一人暮らしで死亡した後、
葬儀や部屋の片づけなど、誰かに依頼することになります。
人が亡くなった後は、することが多くて本当に大変です。

自分の死後のことは、自分では出来ません。
もし、出来ることがあるとすれば、
出来るだけ、不要な荷物を減らしておいたり、
自分の死後の、契約解除手続きなどをメモに残しておくことで
それを行ってくれる人が、スムーズに手続きをすることが出来るのでは
ないでしょうか?

 

一人暮らしの死後手続き

死後手続きにはどのようなものがあるのでしょうか?

<死後手続き>
・病院で亡くなった場合は医療費支払いやベットまわりの片づけ
・葬儀、納骨
・死後事務手続き(役所関係)
・部屋の片づけ(賃貸だと解約、持ち家だと相続手続きや家や荷物の処分)
・各種契約の解約(水道光熱費その他)

など、諸々の面倒な手続きを誰かにやってもらう必要があります。

 

葬儀・納骨

元気なうちから、自分の葬儀のある程度のイメージはしておいたほうがいいかもしれません。
派手にしたいのか?
質素にしたいのか?
希望の葬儀場はあるのか?
自分の死後のことを頼める人に
ある程度、決めておいて伝言しておくか、
よく目につくところに置いておくかしていると
悩まずにスムーズにいくかと思います。

葬儀

一口に葬儀といっても、いろいろな形式があり、
また葬儀にかかる金額もピンからキリまであります。
本人の希望がある程度わかっていると、残された親族なども
段取りがしやすくなります。

<葬儀の種類>
・一般葬 (従来の葬儀スタイル)
・家族葬 (家族や近しい親族のみで小規模に行う)
・一日葬 (告別式と火葬のみ1日で行う)
・直葬 ( 少人数で火葬のみを行う)
など

私の場合、直葬か家族葬を希望しています。
家族葬が出来る葬儀会社の会員になっているので、
そこに連絡してもらえばいいようになっています。
家族葬から直葬(焼くだけ)まで対応できるようになっています。

納骨

一人暮らしで子供もいない場合、納骨をどうするかでかなりもめる場合があります。
入れる予定の墓がない人の場合は、
まわりに、迷惑をかけないためにもある程度の知識をつけて
どういう方法を希望するのか、決めておきましょう。

納骨方法
・墓石
・納骨堂
・合同葬
・樹木葬
・散骨
・手元供養

私の場合は、納骨は散骨などが出来ればいいですけど、
それもかなり面倒なようなので、
もう私以外誰も管理する人がいなくなった婚家の墓に入れてもらえれば、
いいと考えています。
婚家の墓は、納骨堂なので誰も管理する人がいなくなれば、
将来的には、無縁仏に一緒にされるのかもしれません。

 

死後手続き

役所関係

備考
7日以内 ・死亡届
・死亡診断書
・火葬許可申請書
・葬儀会社が行ってくれます
・死亡届、死亡診断書は複数個所で必要なのでコピーを複数とっておく
14日以内 ・国民健康保険資格喪失届
・介護保険資格喪失届
・持ち家がある場合は固定資産税課で手続きが必要
・障害者手帳所持者は手帳の返却

健康保険証の返納やその他もろもろありますが、
必要な手続き方法は、市の指示通りに行うようになっています。
いろいろな部署を回るので、かなり時間がかかります。

 

部屋の後片付け

まだ、気力、体力のある元気なうちから、
出来るだけ部屋の荷物を減らしておくことをお勧めします。
もう使わないものや不要なものは思い切って処分しましょう。
荷物が多いと、それだけ労力がかかるし、
業者に依頼すると、ものが多いと高額になります。

業者に依頼する場合の片づけ費用

屋の大きさ 料金相場
ワンルーム 8万〜12万
2LDK 6万〜30万
3LDK 9万〜40万
4LDK 15万〜70万
5LDK 20万〜80万

≫【料金表あり】一軒家の遺品整理!相場を大公開!

私の場合、出来るだけ荷物は少なくしているつもりですが、
生活するのに必要な荷物はあります。
大きなものは、
・ソファー
・ベッド
・たんす
・冷蔵庫
・洗濯機
・エアコン
・食器棚 などです。

業者に頼んだり、処分するにも、ある程度のお金はかかりそうです。
部屋の後片付けをする費用は残して死ねたらいいんですけど、
将来的には何が起こるか予想できません。

主のいなくなった家を片付けるシーンです ↓
こんな動画を見ると、1つでも物が少ない方がいいですね。

 

各種契約の解約

自分が契約しているものの、解約手続きが必要になります。
同居家族がいれば、不必要なものもありますが、
一人暮らしだと、全ての契約を解除しなければいけません。
自分がどんなサービスを利用しているのか?
その連絡先と、会員番号を一覧にしておくと、手続きがスムーズにいきます。

各種解約手続き

どんなサービスを利用していて、
・返却しなければならないもの
・返してもらうもの
・預け金が返ってくるもの
などを一覧にしておくと、手続きがスムーズにいきます。

TEL 備考
〇日警
(警備会社)
○○-○○○○ 部屋の鍵を預けているので返却後
機器の取り外し
生協 ○○-○○○○ 解約し、出資金返してもらう(約3万)
組合員番号 ○○○○
プロバイダー ○○-○○○○
カスタマーサポート
プロバイダー契約解除
JAF ○○-○○○○ 会員番号 ○○-○○○○

その他
・通帳の解約

公共料金・名義解約

公共料金は、各会社の電話番号と、客番を一覧表にしておくと、
解約の際、スムーズです。

TEL 備考
NTT ○○-○○○○ フレッツ光解約、機器返却
客番号○○-○○○○
電気 ○○-○○○○ 客番 ○○-○○○○
ガス ○○-○○○○ 客番号 ○○-○○○○
水道 ○○-○○○○ 客番号 ○○-○○○○

 

死後に依頼すること一覧の保管場所


せっかく、死後に依頼することを一覧にまとめても、
それを見つけてもらえなかったら、何にもなりません。
確実に目につくところにおいておく必要があります。

私は、仏壇の下のキャビネットのドアに張り付けています。
加えて、兄にも同じものを渡してあります。

 

専門家に依頼する(死後事務契約)

自分の死後のことは誰かに頼まないと自分では出来ません。
兄弟や配偶者が自分より先に亡くなって、子供もいない、
あまり付き合いのない従妹や親せきには頼めない。
そんなときは、誰に頼めばいいんでしょう?

天涯孤独の人や、身内に頼れない人のために
死後事務契約というものがあります。

死後事務契約とは? 自分が亡くなった後の手続きを、生前のうちに特定の誰かにお願いする契約のこと
どこに依頼するの? 弁護士司法書士行政書士など
どんなことを頼めるの? ・行政庁への届出
・通夜、告別式、火葬、納骨、埋葬に関する事務
・医療費の支払い
・家賃の支払い
・老人ホーム等の施設利用料の支払い、入居一時金等の受領
・永代供養に関する事務
・賃借建物明け渡しに関する事務 など
費用は? ・預託金
・公正証書作成費用など
一般的には、100~150万円程度

≫死後事務委任契約の費用や流れを司法書士が解説

 

まとめ

自分の死後誰かにしてもらうことは、
・火葬と埋葬
・部屋の片づけ
・各種解約手続き
書くと簡単ですが、
これらのことをすべて行うには、
かなりの労力を要します。

看取ってくれる家族がいて、
何の心配もなく死んでいける人は幸せだと思います。
子どもがいない夫婦は、どちらかが一人になるわけで、
残される方は辛いですね。

いずれにしても、自分の死後、何をしてもらうにしてもお金がかかります。
まわりに迷惑をかけないためにも、出来るだけお金を残して死ねるように
心がけておきたいものです。

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