だるい、きつい、やる気が出ないときの対処法として、
涙活(るいかつ)が効きます。
涙を流すと、なぜかすっきりして
もやもやや、イライラ、だるいきついが
涙といっしょに流れ出るようです。
涙活(るいかつ)という言葉をご存知でしょうか?
涙活(るいかつ)とは?
意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことである。
涙を流すことにより、人間の自律神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、
リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる。
涙活は、この仕組みを利用したストレス解消法とされている。
(ウィキペディアより)
感動の涙を流すと、だるい・きついモードから
やる気モードへ切り替わるきっかけとなることがあります。
本を聴いて、涙活

オーディオブック版
”人生の大切なことに気づく奇跡の物語”
(定価1,540円)
聴き放題だと、750円で聴け+他の聴き放題対象本も聴けます。
本で泣くことがあるのかな?
そんなに感動する話が載っているの?と
聴き放題だったので、
何気なく聴き始めた本でした。
この本は、39話の短編集から成り立っており、
軽く聴ける感じでした。
ながら聴きをしていたのですが、
内容は、主に人の生死にかかわる話が多かったです。
特に、夫婦でどちらかが先に死ぬという物語は、
自然に涙がでてきます。
それは、自分が夫を亡くした経験と
重なる部分があり、感情移入するんだと思います。
夫婦のあり方もいろいろありますが、
お互いに信頼しあっていて、
お互いがお互いを必要としていて、
子供がいなくて、
まだ若いのに、死によって別れなければいけない。
そんな夫婦の物語に弱いです。
夫婦で、どちらかが先に逝くのは分かり切っていることですが、
残された方も、
愛する人を残して先に逝く方も
辛いですね。
アニメを視て涙活
四月は君の噓
やはり死がすぐそこにある物語です。
何度見ても泣けます。
内容は、
トラウマを抱えて、
ピアノが弾けなくなった高校生ピアニスト有馬公正と
病気で、死を目前にした同じ高校に通うバイオリニストの宮園かをりの話です。
自分の死期を悟った バイオリニストの宮園かをりは、
自分が公正の為に出来ることは、全てやろうと決めて、行動しました。
結局、最後かをりは亡くなってしまうんですけど、
公正は、かをりのおかげで立ち直り、
またピアノを弾けるようになります。
アニメの最後に、
かをりが公正に宛てた手紙を読むシーンがまた泣けます。
<かをりが公正へ宛てた手紙の一部>
”ある夜、病院の待合室でお父さんとお母さんが泣いているのを見て、
私は長くないのだと知りました。
そのときです。
私は走り出したのです。
後悔を天国に持ち込まないため好き勝手やりました。
怖かったコンタクトレンズ。
体重を気にして出来なかったケーキのホール食い。
偉そうに指図する譜面も私らしく弾いてあげた。”
生きることの辛さや
病の苦しみ、痛みにばかり目を向けていると
あっという間に、人生は終わってしまう。
人の目なんか気にすることはない
自分の人生を 自分の思い通りに
やりたいことは全部やってみる
そんなメッセージを感じました。
まとめ
大人になると、なかなか泣くことは難しくなります。
感受性も弱くなるのか
本や映画やアニメを見ても、なかなか泣ける作品に出逢えることも
難しいですね。
でも何かのきっかけがあって、
泣いた後は、すごくスッキリします。
たまには、意図的に泣くということをしてみるのも
気分転換になっていいのではないかと思います。