2021年8月現在、
日本では、全国的にコロナ陽性者がすごい増え方をしていています。
東京都では、1日5000人を超える日があり、
全国では、連日1万人を超えています。
感染爆発で、医療体制が心配な状況です。
これまでにない増え方をしています。
これまでの波で違うことといえば、
①オリンピックの開催
②デルタ株の影響
③ワクチン接種が進んだ
ということがあります。
ワクチン接種が進んだのに、
なぜこんな急激な増え方をするのでしょうか?
オリンピックの影響はもちろん否定できませんが、
オリンピックの行われている首都圏だけでなく、
地方までも感染が広がっています。
デルタ株の影響は、
東京と、地方での広がり方には差があるようです。
大都市圏と地方で共通していることといったら、
ワクチン接種が進んでいるというこです。
ワクチンに感染を抑える効果があれば、
こんなふうに感染爆発するのはおかしいと思いませんか?
もしも
ワクチンに感染を抑える効果がないとしたら、
何のために、ワクチン接種を推し進めるのでしょうか?
確かに今の所は、重症化を抑えられているのは確かなようです。
でも、状況は日々変化しています。
ワクチン接種についてもう一度考えてみたいと思います。
目次
ワクチン接種の目的は?
当初のワクチン接種の目的は、
①コロナにかかりにくい
②コロナにかかっても重症化しない
③感染を広めない(他人にうつさない)
④集団免疫をつけて、社会全体でコロナを抑え込む
ということでした。
でも、
①ブレークスルー感染が増えている(2回接種済みの感染)
②今の所は、コロナにかかっても重症化を防いでいるが
今後どうなるかは分からない
・半年から1年程でワクチンの効果が弱まることで重症化の恐れが出てくる
・強力な変異株の出現で、ワクチンが効かなくなる恐れがある
③ワクチン接種者が感染を広めている説がある
④接種率70%超えのイギリスでも集団免疫は獲得できていない
英ワクチン開発責任者「集団免疫の獲得は不可能」(2021年8月12日)
<1分03秒>
というふうになってきました。
唯一、今のところワクチンの恩恵は、
重症化しないことだけになりました。
(今のところは、重症化しないけど、
この先はまたどんなふうに変化してくるのかは分かりません)
他人に感染を広げないために、
ワクチンを接種したのに、
ワクチンを接種したことで、
逆に周りに感染を広めているとしたらどうでしょう?
ワクチンで感染が広がる?
ワクチン接種が進んでいる他の国を見てみると、
ワクチン接種後に、一度感染が拡大している事実があるようです。
ワクチンで逆に「感染が広がる」意外な可能性
重症化は抑えられるが、感染力低下は微妙ワクチンを接種した人の中から無症状感染者が出てきて、ひそかに感染を広げる可能性は消えてない。こうした人々が他者と濃厚接触したり、マスクの着用をやめたりした場合には、その懸念はさらに強まる。
仮にワクチンを接種した人々が静かに2次感染を広げる場合があるのだとしたら、
こうした人々が各地域でウイルスを拡散し続け、
ワクチン接種を済ませていない人々を危険にさらすおそれがある。(中略)
ワクチン接種を済ませ、
ウイルスを大量に保有しながら無症状となっている人は
「誤った安心感を抱いている可能性があるため、
実際にはある意味で一段と悪質なウイルスの拡散者になる」
米専門家、ワクチン接種済みの人がデルタ株の拡大を助けていることは「疑いようがない」
ワクチン接種を済ませた人は、
新型コロナウイルスのデルタ株の感染が広がったとしても、
重症化したり、死亡する可能性は低いだろう。
だが、2度のワクチン接種を済ませた人が無症状のまま、
周囲にウイルスを広げる可能性はある。感染力の強いデルタ株の影響で、
新型コロナウイルスの感染は改めて広がりつつある。「実は、新規感染者数以上に入院者数が増えている州が複数あるのです」と、
ワシントン大学医学部保健指標評価研究所(IHME)のクリストファー・マレー(Christopher Murray)所長はInsiderに語った。マレー所長は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のデータがウイルスの本来の広がりを覆い隠している可能性があると強調している。
CDCのガイドラインでは、ワクチン接種を済ませた人の検査は、症状がない限り行わないとされていることから、マレー所長は「ワクチン接種を済ませた個人間の感染を、わたしたちは恐らく大量に見逃しているだろう」と話している。
ワクチンは重症化を防ぐ
ワクチンは、全ての感染を防ぐわけではない。
ワクチン接種を済ませた人の中には、ウイルスに感染し、頭痛や鼻水といった風邪のような比較的軽い症状を見せる人もいるし、
感染しても自覚症状が一切なく、
“サイレント・スプレッダー(無症状のままウイルスをまき散らす人)”に
なる人もいる。
デルタ株は、ワクチン接種を済ませていない人たちに大きな打撃を与えている
人口の半数がワクチン接種を済ませている場所で、デルタ株はどう広がる?
■デルタ株の方が致死率が高いという証拠はないものの、感染力は強いため「ワクチン接種を済ませた集団を突破(ブレイクスルー)し続けるでしょう」
<キングス・カレッジ・ロンドンの疫学者ティム・スペクター(Tim Spector)氏>■スコットランドでは、人口の半数以上が2度のワクチン接種を済ませていて、71%は少なくとも1度目のワクチン接種を受けている。ところが、スコットランドは現在、最悪の感染状況に陥っている。
「ワクチン接種率の高さを考えると、(接種を済ませた人が)感染を拡大させる役割を果たしていないと、スコットランドにおける爆発的な流行を説明できません」
<ワシントン大学医学部保健指標評価研究所(IHME)のクリストファー・マレー(Christopher Murray)所長>一方で
■ワクチン接種率が高い地域では新規感染者数は少ない傾向がある
<CDCの変異株の追跡を手伝っている検査会社Helixのサイエンス担当のバイスプレジデントであるウィル・リー(Will Lee)氏>
日本でも、ワクチン2回接種後、デルタ株に感染し、
無症状というニュースがありました。
無症状患者になって、感染を周りに広めているということですよね?
ニュースでは、症状が出ないということは、
ワクチンの効果があり、いいことだと解説していましたが、
逆にいうと、ワクチン接種者が、
無症状患者になって、感染を広めているということですよね?
ワクチン接種者が増えれば増えるほど、
感染が広がるということでは?
しかも、無症状だから隔離なしで、
ワクチン打ったから大丈夫といろいろな所に出かける。
無症状だから、感染にも気付かないケースも多いと思います。
しかも、デルタ株は初期の頃の株と比べると1000倍の感染力ともいわれています。
これでは、感染爆発するわけです。
ワクチン未接種者にとっては怖い世界に・・・
ワクチン未接種者に感染が増える理由
ワクチンを接種すると発症が抑えられるということは、
感染しても発症しないということになります。
体の中に、ウイルスはあるのに、
症状が出ないということは、
ワクチン接種者が、無症状患者となって、
回りに感染を広げる可能性がでてきます。
回りのワクチン接種者は、同じように症状が出ず、
次から次へと感染を広めていきます。
一方、未接種者は症状がでます。
ワクチン接種が進むと、
自分の回りが、全て無症状患者に置き換わるということになるのでは?
そう考えると、すごい恐怖ですね。
行き過ぎたワクチン強要
日本でも同調圧力はありますが、
世界では、半強制的にワクチンを打たせようとする国もあります。
ワクチンを接種しないと
・学校に通えない(中国)
・職を失う(アメリカ)
・お店に入れない(フランス)
・ワクチン強要(フランス)
などのことが起こっているようです。
■中国でワクチン未接種の家庭の子供には「学校への入学を認めない」という行き過ぎた措置が問題に
ウイルスがこのまま突然変異を繰り返すと?
【最短即日発送】PCR検査はTケアクリニック新型コロナウイルスは「あと数回の突然変異で」ワクチンから逃れる恐れも —— CDCが警鐘
businessinsider Jul. 29, 2021
■新型コロナウイルスは「あとほんの数回の突然変異で」今あるワクチンから逃れる恐れがあるとアメリカの疾病予防管理センター(CDC)は述べた。
■アメリカでは感染力の強いデルタ株の影響もあり、新型コロナウイルスの新規感染者が急増している。
■感染が広がれば、ウイルスが複製され、危険な変異株が生まれるチャンスも高まる。
米疾病予防管理センター(CDC)のトップによると、新型コロナウイルスはあとほんの数回の突然変異で今あるワクチンから逃れる恐れがあるという。
「こうしたワクチンは重症化や死亡からわたしたちを非常によく守っている。しかし、現れるかもしれない次の変異株 —— あとほんの数回の突然変異で現れる可能性もある
CDCは27日、デルタ株に感染した人 —— ワクチンを接種しているかどうかにかかわらず —— は他の新型コロナウイルスに感染した人よりもウイルス量が多いと発表した。これはつまり、ワクチン接種を済ませた人でも、ワクチン未接種の人々と同じように周囲にウイルスを広げる可能性があるということだ。

ワクチン3回目接種ってどうなの?
ワクチンを接種しても、半年後くらいから
その効果が弱くなることが分かってきました。
ワクチンの効果を持続させるためには、
定期的なワクチン接種(ブースター接種)が必要になると言われています。
ワクチン接種を繰り返すと、
同じように副反応の心配があるのでしょうか?
ファイザー製ワクチン、3回目でも副作用 イスラエル
<日本経済新聞社 2021年8月11日>米製薬大手ファイザーと独ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、3回目の追加接種(ブースター接種)でも副作用が確認されていることが分かった。
イスラエルで医療サービスを提供する健康維持機構(HMO)のクラリットはブースター接種した24万人のうち、4500人に調査を実施した。対象者は60歳以上となる。88%がブースター接種後の副作用について2回目の接種後に比べて「同等」または「軽い」と答えた。31%が特定の副作用を報告しており、最も多かったのが注射部位の痛みだった。
これまでのファイザーの臨床試験(治験)などによると、2回目の接種後に報告された主な副作用は接種部位の痛みや倦怠(けんたい)感、頭痛などだった。
イスラエルでは、高齢者のブースター接種(3回目の接種)が、
始まっているようです。
高齢者では、そんなに大きな副反応が表れなくても、
免疫が活発な若い人の場合は、3回目接種の影響はどうでしょう?
まとめ
コロナとワクチンを巡る情勢は、
日々刻々と変化しています。
仮にコロナウイルスが、全く変異しないと仮定したら、
ワクチンを打って、コロナを収束させることが出来るかもしれません。
でも、変異を繰り返していくうちに、
ブレークスルー感染が増えて、
ワクチンの効果も怪しいものになってしまいます。
今は、重症化は防げていますが、
より強力な変異株が出現すると、今後どうなるか分かりません。
また ある程度時間が経ったら、
ワクチンの効果が切れることも分かってきています。
状況が変わってきているのに、
ただ、ワクチンを打てば何とかなるという考えは
どうでしょうか?
私も、ワクチン未接種です。
自己免疫疾患を抱えているのに加えて、
薬でアレルギーを発症したこともあり、
接種には慎重でした。
最初は、少し様子を見てから打つか打たないか決めるつもりでした。
主治医に相談すると、打った方がいいと言われるに決まっているので、
自分で情報を集めてきました。
ワクチンのことを調べれば調べるほど、
打つのが、怖くなってきました。
情報を何も入れず、何も考えず打てば、打ててたかもしれません。
でも、今はちょっと打つ気になれません。
でも、未接種者にとっては、
回りの接種者が、全て無症状患者になる脅威があります。
今日も、お盆の棚経でお坊さんが来て、
お経をあげて下さったのですが、
「ワクチン打ったから大丈夫」とか言って
マスクを外して大声で、話をされていかれました。
ちょっと怖かったです。
ワクチン接種者が、
ワクチンを打ったから大丈夫という思い込みもあり
マスクを外したり、出かけたりすることで、
感染を広めていることは、否定できません。

