車の運転中寒いけど、
暖房を入れるとガソリンの減りが早んじゃないかと思って、
暖房を入れるのを我慢している方、いらっしゃいませんか?
車の暖房は、タダなんです。
もう、今日から我慢せずに暖房を入れましょう!
ただし、暖房のスイッチは、エンジンが暖まってからONにしましょう。
目次
車の暖房にはガソリンを使わない
車の暖房には、エンジンによって発生した熱が使われるので、
ガソリンの減りには関係ありません。
でも、「AC」スイッチを入れると、コンプレッサーが回るので、
冷房時と同じくらい燃費が低下するということを
知っておきましょう。
冬場に、A/Cスイッチを入れるのは、車内が曇ったときだけです。
車の暖房は走らないと暖かくならない
車の暖房は、エンジンの熱を熱源としています。
そのためエンジンが暖まらないと温風が出てきません。
エンジンが暖まるまでの時間は?
気温、車の種類、エンジンの大きさなどで違ってきます。
暖かい風が出始めるまでの時間は?
気温マイナス10~15度だと15~20分
気温が0度付近なら10分前後
気温6℃で5分ほどです。
エンジンが暖まったかどうかの目安は、
青い水温計の表示が消えた頃です。
暖房のスイッチを入れるのは、
エンジンが暖まってからONにします。
エンジンが暖まった目安は、青い水温計表示が消える頃です。
車のA/Cの使い方
A/Cスイッチの正しい使い方をご存知でしょうか?
A/Cは、エアコンディショニングシステムのことで、
ボタンを押すことでコンプレッサーを動かし、
冷房・除湿機能を作動させるボタンです。
使い方は
①冷房
②除湿
この2通りの使い方があります。
冬にA/Cのスイッチを入れる時は、
室内が曇った時だけと覚えておきましょう。
窓の曇りのとりかた
雨の日などに運転していると、
窓ガラスが曇って、前が見えにくくなることがあります。
そんな状態で運転するのは危険です。
曇りとりの正しい方法はご存知でしょうか?
曇りの取り方には
・窓を開ける
・外気導入にするなどの方法がありますが、
雨が降っていたり、寒かったりすると、
窓を開けるのが難しいです。
そんな時のために、
デフロスターと、デフォッガーの使い方を知っておきましょう。
フロントガラスの曇りとり
デフロスタースイッチ
フロントウィンドウの曇りを取り除くために使われます。
高温なエアコンの風をフロントウィンドウに送り、
ウィンドウの曇りを取り除くことができます。
オートエアコンは、
デフロスタースイッチと連動することで、エアコンが除湿を行えるよう変更されます。
マニュアルのエアコンでは、
エアコンの風の向きをフロントウィンドウの方にしましょう。
空調を外気導入にすることでより早く曇りを取り除くことが可能です。
リア(後ろ)ガラスの曇りとり
デフォッガースイッチ
リアウィンドウにプリントされている電熱線がガラスを温めることで、
曇りを除去しています。
外気導入・内気循環の使い分け
外気導入(外気を取り入れて換気したい時)
・ガラスの曇りは取れやすくなります。
内気循環(車内で内気を循環させたい時)
・空気が汚れているトンネル内
・冷暖房使用時
・排気ガスなどの汚れた外気や臭い、花粉を車内に入れることをある程度防ぎたい時
≫JAF エアコンの外気導入と内気循環は、どう使い分ければいいのですか?
まとめ
改めて、エアコンの使い方って自動車学校で習いましたっけ?
これまでは、何となくでエアコンを入れていました。
私も、車の暖房がタダだったなんて知りませんでした。
車の運転歴は長いのに以外と知らないことってあるんですね。
ガソリン代節約の為に、なるべく暖房を入れないようにしていたんですけど、
これからは気兼ねなく暖房を入れることにします。